ゴルフの起源・ゴルフゲームの起源について
ゴルフの起源
ゴルフの起源については、ゴルフ発祥の地と言われているスコットランドでしょう。
スコットランドで羊飼いの少年が杖で小石を打って穴に入れて遊んでいたのがゴルフの起源という説が有力ですが、他にもオランダのコルベンという陸上や水上で球を打つスポーツ (競技)がスコットランドに渡ってゴルフに変化した説、ローマ軍がスコットランドを征服した際に、 バガニカという革製の球を木杖で打つ遊びがスコットランドで独自の発展を遂げたという説と、様々です。
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ゴルフの起源については諸々の説があります。
皆さんもおぼろげながらに思いつくのはイギリスでしょう。
イギリスはイギリスでも"スコットランド"がゴルフ発祥の地と言われています。
スコットランドで羊飼いの少年が杖で小石を打って穴に入れて遊んでいたのがゴルフの起源という説が有力です。
でも、これはほんの一説に過ぎず、他にもオランダのコルベンという陸上や水上で球を打つスポーツ (競技)がスコットランドに渡ってゴルフに変化した説、ローマ軍がスコットランドを征服した際に、 バガニカという革製の球を木杖で打つ遊びがスコットランドで独自の発展を遂げたという説。
他にもドイツやデンマーク、アイスランドなどにもゴルフに似た言葉が存在します。
しかも驚くなかれ、中国やこの日本にも「ゴルフの原型」といわれるものが存在しました。
中国では五大十国時代(907〜979)に「スイガン」と呼ばれる、小さな丸い球を棒状のもので打つ競技がシルクロードを伝ってヨーロッパで発展したという説があります。
この日本でも飛鳥時代から伝わる「打毬(だきゅう)」と呼ばれる戸外遊戯があったということは歴史に詳しい方ならご存知でしょう。
もっぱら、この「打毬」は中央アジアの一角に端を発し、日本に伝わったものが「打毬」、ヨーロッパに伝わったものが現在の「ポロ」の原型になったもので起源とはかけ離れるかもしれません。
でも「道具で球を打つ」というスポーツの本流からすると「日本版ゴルフ」のひとつに加えてよいのかもしれませんね。
さて、我が日本。
1903年にイギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームが兵庫県の六甲に「神戸ゴルフ倶楽部」という、9ホールのコースを作ったのが日本最古になります。
ちなみにこの神戸ゴルフ倶楽部は100年前のコースレイアウトなどが当時のままに残っているそうです。
当時のグリーンは現在のような"芝"のグリーンでなく、砂を固めて作った"サンド・グリーン"だったそうです。
起源をたどると当時の歴史が興味深く語りかけてくるものですね。
ゴルフゲームの起源
ゴルフゲームの起源については、オランダ、イギリス、フランス、イタリア説など 様々な説がありますが、定説はなくその起源はいまだになぞに包まれています。
1457年に政府が国民にゴルフ禁止令を出したほど、15世紀にはスコットランドでゴルフが盛んだったようです。
世界のスポーツの中でも、最も古い歴史を 持つといっても過言ではないのが、「ゴルフ」である。
そして、長い歴史を持っているために、その起源はいまだになぞに包まれている。
ゴルフゲームの起源については、オランダ、イギリス、フランス、イタリア説など 様々な説があるが 定説はありません。
ゴルフ (ホッケーのようにも見える) をしていたのではないかと思われるような古い絵画がヨーロッパの各地にある。
しかし、中でも 最も信憑性があるのは オランダが発祥地で それがスコットランドに後日渡り 多くの人によってプレーされるようになったと言う説だ。
ゴルフは昔スコットランドの羊飼いの少年たちが、先の曲がった棒切れで小石を打って地面の穴ぼこ(ウサギの巣穴?)に入れて遊んだのが最初だと言われています。
いわば「ゴルフの原形」というわけでしょう。
しかしこれには異説があってこのゲームはオランダから渡来したものであるとか、フランスで行われたゲームと同じであるとか、現在でも論議されています。
当初オランダで 1300年代に行われていた時には 各ホールの距離が 1000ヤードある 4ホールのコースでプレーをしていたという記録があるようだ。
当時は羽毛を中に詰めた皮製のボールを使ってプレーをしたが、そのゲームを spel metten kolve と呼んでいたそうで、その後、それが kolf と呼ばれるようになったと言う。
そして、さらに そのゲームが スコットランドに渡って golfe/golf と呼ばれるようになったという説である。
いずれにしても、15世紀にはスコットランドでゴルフが盛んだったことは事実のようです。
というのは、1457年に政府が国民にゴルフ禁止令を出したほどだったからです。
当時は戦争となれば、弓矢での戦いでしたが、その訓練がおろそかになるほど、人々はゴルフに夢中になっていたということでしょう。